アメリカで家を買う!7 オファーをいれる①(金額の見方)
物件探しを続けていくと、これはいいかも!!という物件が出てくるかと思います。
その時は次のステップに移ります。
オファーのsubmitです。
Contents:
オファーのSubmitとは
賃貸などでは大体早いもの勝ちのケースが多いですが、購入の場合は複数あるオファーの中から売主が選ぶやり方が主流です。
なので売主視点で魅力的なオファーの内容になっているかというのが大事になってきます。なので、多少テクニック的なことも必要になります。
オファーの提示方法は、標準的なオファー申し込みの用紙に金額や条件を記載し、カバーレターや補足資料などを添付して売主のAgentに渡します。基本的にBuyer Agentがこの部分の準備はしてくれると思います。
もしAgentが準備してくれるようであれば、申請書の中身に目を通してサインをするだけで提出できます。
このサインも昨今は電子サインで済むので、24時間どこでもスマホさえあればできるようになっています。大手のagentはほとんど導入していることでしょう。これもRedfinを選んでよかったなと思う理由の一つです。
あとはオファーレターを書くくらいでオファー自体は提出できます。
ここからはオファーで重要な項目について書きます。
オファーでキーになる項目(お金編)
その1.購入価格
とにもかくにも購入価格がものを言います。
物件が売り出している時に希望価格というのものが出ていますが、これらは正直参考になりません。売主が勝手に決めていいわけなので。なので、希望価格に対して、どの金額を購入価格として提示するかは重要です。この際、過去売られた周辺の物件がどれくらいで落札されているのかという比較をするといい目安になると思います。
金額が大きいので見逃してしまいますが。$500,000と$501,000では$1,000、十万円近く違うわけです。なので購入価格が大きいオファーであることは重要です。
といっても、予算は無制限ではないので、どれくらいオファーが入っているかも考えながら、この金額だったら買う!という金額をいれるのがよいと思います。
その2.支払い方法の準備状況
もう一つ重要なのは、本当にこの人は買ってくれるのか、という点です。
一番確実なのは現金一括で買ってくれるオファーでしょう。これは売れる確実性が高いので、売主としてはローリスクと判断されます。また短期間で売ることもできるので、この手のオファーは強いです。多少購入価格で差があっても有利に働く可能性が高いです。
一方で、大多数の人がローンを組むので、ローンのオファーの場合、その準備状況も見られます。どこでプリアプルーバルをもらっているか、頭金は何%か。
ここでも視点は売り切れるかどうかで見られます。
買う側としては、事前にPre-approvalをしっかり取っておきましょう。
その3.Depositの金額
オファーが決まると、一番最初にDepositというお金をEscrowに渡します。(Escrowについては別の回で)
この金額はなんらかの事情で物件に売買が制約しなかった際のPenalty Feeという扱いになります。
なのでこの金額が大きいとその分買い手の本気度が伺えます。
さらに、この金額を払えるだけの支払い能力があるということが序盤でわかるので、売主も安心することができるでしょう。
オファーに関してはお金が関与するのはこれらの3つになりますが、これでオファーを残すかどうかは7,8割決まるそうです。数字という定量的な指標なので、わかりやすいですね。
なのでお金を積めば買えるわけですが、とはいうものの想定価格より高値で買うのも気がひけるので、いくらが適切なのかは色々な視点で見てみるのがよいと思います。
ということで、次回はお金以外のオファーの際に決める項目を書きます。
続きます↓
前回↓