アメリカで出産④ – 羊水検査結果

前回はこちら↓

羊水検査が木曜日だったので、早期結果が出る2営業日後は4日後の月曜日でした。

ちなみにこの早期に結果を出すやり方をFISH法と呼ぶそうです。
この週末ほど憂鬱な週末はありませんでした。

 

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恐怖との闘い

気を紛らわすように何かをしたり、別のことを考えたりするものの、ふとした時に不安と恐怖が押し寄せてきます。
なぜ我が子なのか、大丈夫なのか、きっと大丈夫、でもダメだったらどうしよう、確率は高いはず、でも確率なんて・・・・・
と堂々巡り。

長く深い週末が終わり、月曜日が来ました。
結果は電話で通知されると聞いていましたが、電話が何時なのか、遅かったら悪い結果?早く来る?と精神的な不安定さが半端なかったです。

月曜日は平日なので、連絡を受け答えは嫁に任せて、出社しました。
しかもその日は運悪く(?)出張者がいたので、日中会議室に缶詰。
それでも電話がきたらすぐ出ようと会議そっちのけでポケットの携帯に集中。

午前10時過ぎ、電話がなる。
嫁からだ。
ドキドキしながら電話に出てみる。。。

電話に出ると、嫁の自分の名前を呼ぶ声ですぐにわかった。
「大丈夫だってー!!! 涙」

思わず大きく息を吐く。
まさに安堵。

 

「よかったねー」と二人で喜びあい、自分は会議室に戻る。
きっと顔が微笑んでたと思う。

そんなこんなで、家に帰ると二人でお祝い。
お家が数日ぶりに明るくなりました。

 

その数日後には羊水検査の正式結果の連絡があり、問題ないということがわかりました。
Screening Testではわからない他の遺伝子異常も見つからず、元気な男の子の称号をいただきました。

正直自分たちにとって良い結果だったので今平然と文章を綴っていますが、もしそうでなかったらと考えるとやっぱり怖いです。
こればっかりはどうしようもないことですが、できれば経験したくない経験でした。
第二子、第三子と続くのであれば、最初のScreening Testでもっと低い確率が出てほしいなと。

 

ちなみに後日Screening Testの結果も紙でもらえました。
ばっちりダウン症の項目に「20分の1」という数字が記載されていました。
嫁の年齢と健康状態に対して数字が高いというのが今回の診断結果に対する見解だったそうです。
それ以外の項目は何百分の1とかでした。
見事羊水検査事件をクリアした我が家はかねてより計画していたカンクーンへの旅行に行きました。
おそらく結果が違ったら行くのは取りやめていたかもしれません。
晴れ晴れした気持ちで行くことができました。
嫁も20週を過ぎていたし、体調も安定していたので、気兼ねなく旅行に行けました。

カンクーンはAll Inclusiveのホテルに泊まり、食っちゃ寝、泳いじゃ寝、という怠惰な生活を過ごしました。これについてはまたブログに書こうと思います。
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旅行から戻ると、精密エコーを受けました。
羊水検査事件のせいで通常の健診の方よりエコーを行っているからか、あまりスペシャル感はありませんでした。性別も知ってたし。

 

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High Risk Pregnancy卒業?

以下に続きます↓

無事羊水検査もクリアしたし、これで我が家も通常健診に逆戻りだー、と思っていた矢先、また違う事件が起きてしまいます。
どんだけ出産が大変なのかを痛感させるように次々と襲い掛かってきます。
カンクーン行ってる場合ではなかったですが、今考えるとリフレッシュできてよかったです。

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