雇用ベースのグリーンカードが届いた話 その4
前回の続きです。
Contents:
Step 3: I-485
インタビュー
最近の制度変更で、雇用ベースの申請もインタビューがほぼ必須となっているようです。インタビューでは、今回申請している雇用に関する情報、本人の確認、書類の提出、などが求められます。
基本的に準備できるものはできるだけもっていきましょう。大は小を兼ねます。
一応インタビューのお知らせに持ってくる書類の記載はありますが、自分が持って行ったものを書くと、
- パスポート(古いものも一応)
- EAD/AP
- 戸籍原本
- 戸籍の翻訳
- 給与証明 (実はこれだけなぜか持っていくのを忘れて焦った)
- 税金申告
- 会社からの雇用証明
- 子供の出生証明書
- I-485、I-140のコピー
といった感じでしょうか。とりあえず思いつくもの、関連するものは持って行った方がよいです。
インタビューは各地域のUSCISオフィスで行われます。それなりの規模の都市であれば大体ありますが、人によっては近い場合もあれば、遠い場合もあるでしょう。
時間厳守でないと大問題、というわけではないですが、遅れるのも心証がよくないので、時間通りに行くのがよいです。
ちなみにインタビューは対象者は基本参加ですが、US国籍を持ってて対象でない乳幼児を連れていっても大丈夫でした。一応弁護士を帯同させることもできますが、自分は家族だけでの臨みました。
オフィスによって違うと思いますが、流れ的には、①セキュリティの通過、②受付、③待合室で待機、④インタビュー、という感じです。
①-③は空港のセキュリティや普通のオフィスとあまり変わらない雰囲気でした。待合室でしばらく待っていると、名前が呼ばれます。呼んだ人が我らのインタビュアーでした。
そこから施錠されたドアを通り、そのインタビュアーのオフィスに入ります。
てっきり裁判所みたいなところで何人か見ている中、立ってインタビューするのかと思いましたが、実際は普通のオフィスの一部屋。椅子に座ってのインタビューになります。
インタビュー開始
最初に、正直に真実を話すという宣誓をします。これがインタビューのスタートの合図です。Yes, I do.です。
これ以降は基本的に審査対象となります。
我々のインタビュアーは比較的穏やかなオジサン。
ここからは聞かれたことをひたすら答える作業になります。
氏名、住所、この書類はあるか、これまで取得したビザは何か、今の仕事は何か、部下がいるのか、給与証明はあるのか、犯罪履歴は、等々。
基本的にはI-485で提出した内容について聞いてきます。
裏を返すと、申請したI-485に書いてあることと異なることを言う場合は証明する書類などが必要になります。
インタビュアーによるらしいですが、最近は終わった後に結果OK/NGの情報は教えてくれないそうです。
ただ、自分のケースは2,3週間で連絡が来ると思う。それまでは海外に出ないように、といった仄めかしはしてくれました。
グリーンカード届く
何も問題がなければ、インタビューを行った日の夜、もしくはその次の日にOnlineのStatusが、カード発行、といったステータスに早速変わります。
ここまでくればあとは届くのを待つだけ。郵送のTracking Numberなども出てくるので、発送されていつ届くのかも簡単にわかります。
こんなにも厳重なプロセスで重要な書類/カードですが、普通にメールで届くのはとても不思議な気分です。とにもかくにも無事グリーンカードが届きました。やったー。自由だー。
ということでこれまでのI-140/I-485の時間軸を書いておきます。他に比べて、とてつもなく早く受け取ったケースと思われるので、参考程度に。
1/31 I-140 / I-485 申請 [0 days]
2/08 I-140 承認 [8 days]
2/09 I-485/ I- 131 / I -765 受理 [9 days]
2/16 指紋採取のお知らせ [16 days]
2/27 指紋採取 [27 days]
5/07 ケースTransferのお知らせ [96 days]
5/26 インタビューのお知らせ[115 days]
5/30 EAD発行のお知らせ [119 days]
6/06 EAD/AP 受け取る [126 days]
6/26 インタビュー [146 days]
7/02 グリーンカード受け取る [152 days]
万事うまくいったように書いてますが、今度色々大変だった番外編を書きます。