アメリカで家を買う!11 住宅ローンの選び方②(ローンの比較)

前回ローンを比較するための条件面について書きました。

そこから実際のローンの比較をしていきます。

色々なケースがあって網羅できないので、あくまで自分の実体験を書いてみます。

 

Contents:

ローン会社の選択肢

準備編でも書きましたが、オファーをいれる際にすでにローンのPre-approvalをもらっていることと思います。

自分の場合はWells FargoとRocket Mortgageからもらっていましたが、使われたのはWells Fargoだけ。基本的にオファーはそのPre-Approval Letterで出していました。

なので、Pre-Approvalをもらっている会社はひとまず選択の候補になると思います。

その他にもweb上で調べてみると「すごい安い利率でできます」という情報や広告などがあるので、その中でも利率が安く提供されているところも候補にするとよいと思います。

候補といっても、条件面が決まっていれば、条件を伝えて「いくらの利率でできますか?」と聞くだけ。

オンラインで出回ってる利率が安いローンは、実際はPointをすごい買っていた後の利率だったり、頭金が25%以上必要だったりと、想定と違うことがありうるので実際に確認してみるのがよいです。

電話が嫌いな人でもメールでレスポンスをくれるところも多々あるので、出来る限り情報を得るのがよいと思われます。

 

加えて、自分のケースはSeller側からPre-Approvalを指定されたローン会社も選択肢に入ってきました。

Seller側指定のローン会社を選ぶと何個かメリットがあります。

一つ目は、Seller側のAgentともつながっているので、情報の滞りがあまりないこと。
二つ目は、仮になんらかの事情でローンが期間内で降りなかったりしても、罰則がない/少ない可能性が高いです。

なかなかお金に換算しにくいメリットですが、利点はそれなりにあります。

 

比較からの値段交渉

選択肢をあぶりだしたら、ひとまず利率を比較をするのがよいと思います。なぜならば、交渉することで利率自体が大きく変わるというのは稀だからです。

なので、一番低い利率が提供できるローン会社が単独であれば、そこが最有力。複数あればそこから選ぶイメージになります。その後は、さらにローン会社に交渉していきます。

簡単に言うと、他のローン会社ではこういうメリットがあるけれど、何かオファーがあるか?と相互に聞いていくだけです。

 

自分の場合は、Seller側が指定してきた会社がWells Fargoと同じ利率を提供する、と言ったので、Wells Fargoに連絡しました。

すると、担当の人がManagerと掛け合って、利率は変更できないが、「Closing costを$x,xxxほど割引きする」と言ってきました。

その旨をもう片方に伝えると、「同じ条件にする」と言ってきたので、再度Wells Fargoに連絡すると、さらにほんのり費用を減らしてきました。

加えてWells Fargoは大きい銀行なので、翻訳する部署があるらしく、書類の翻訳費用もかからない、と言っていました。それでも、もう片方も、同じ条件にする、と言ってくれたので結局そこで決定。

最後はWells Fargo側が「では今回は難しいですね」と言ってくれて、担当の人はすごいよかったのだが、Seller Agentが指定してきたローン会社に決めました。

これがその後フラストレーションが溜まる選択になるとは知らなかったわけですが。。。アメリカは交渉するとある程度割引が見込めるので、臆せず話をしてみましょう。

 

続きます↓

前回↓

Sponsored