海外の大学院 オンラインで修士を取るぞ!① なぜ修士・大学院?
そうだ、修士を取ろう!
ということで、仕事をしながらでもオンラインで授業を取り、修士号を取るお話です。
Contents:
なぜ修士?
学歴があまり重要視されない昨今で、修士を取ろうと思いたったのが3年前。
取らなければいけない理由があったというわけではなく、自発的に取ることを決めました。
大きく理由は二つありました。
- 大学の学部が今の職歴と違う分野であること
- 仕事を通しての知識を学術的に学んだりして知見を深めること
修士を取得する最大の理由は一番、大学の学部の不一致でした。
学歴と職歴の一致
日本では当たり前であることで海外で当たり前でないことは、基本的に仕事を就くためには関連する学部を卒業していることだと思います。
日本では工学部の人でも営業はいるだろうし、文学部の人でもプログラマなんてのはザラだと思います。日本の就活、新卒の仕組みがそれを可能にしていると思いますが、海外、特に欧米では想像しにくい現象です。大学で特定の知識を身に着け、それを生かした職業に就くというのが基本的な流れです。
そんな中に身を置いていると、学部と職歴がマッチしていないことに違和感を感じたりはします。一種の学歴コンプレックスですかね。違和感だけならまだしも、ビザの申請などをするときに引っ掛かる要因になったりもします。なので履歴書の一貫性を実現するという点で、修士を取ろうと思いました。
知的好奇心
もちろんもう一つは純粋な知的好奇心からです。
修士を取ったから、勉強したからなんだという気持ちはある一方で、してみたら意味がわかるのかなとも思いました。
単純に何かのスキルを身に着けるという目的であれば修士は必要条件ではないと思います。むしろそれに特化した授業やトレーニングの方が意味を成すでしょう。もちろん大学院の中にもかなり具体的な勉強をするものもあるので、分野によってはオプションとしてはあります。
他にも修士を取った方が就職/転職に有利、修士を通じて交流を拡げる、博士課程に進む、といった修士のメリットはなくはないですが、個人的には理由にはなりませんでした。
もちろん修士を持ってないより持っていた方がよいですが、それで就職/転職が100%うまくいくというものでもないですし。まぁ単純に響きがよいからってのはありますが。
費用隊効果
そんなこんなで、修士を取るのは人それぞれですが、お金も時間も労力もかかるので最初になぜ修士か、もしくはなぜ修士じゃなければいけないのか、というのは自分なりに考えた方が絶対いいです。
色々と理由はあれど、なんだかんだで自分の成長のためには修士というプログラムをやり通すのはそれなりに意味があると個人的には思います。
ただし、どの分野の修士号なのかによっていろいろと吟味した方がよいかもしれません。
アメリカでは教育学の修士まで取ったのに最低賃金の先生として働いている、なんていう現象もよくあるので、分やによって修士自体のメリットがあまりないこともあるので下調べは入念にした方がよいですね。
アメリカではコストメリットがある分野は、医療、法律、IT、という給与が高い職に紐づく分野だったりします。すでに社会に出て働いている人であれば投資の費用対効果についてはちゃんと考えましょう。
ということで修士を取ることを決心したら、次はどこの修士を取るかを考えます。