アメリカの個人の税金申告、結局TurboTaxが一番説

アメリカに住んで働いている人が漏れなくしなければいけないもの、それが税金申告/Tax Returnでございます。

日本同様に給与から天引き/控除されますが、日本とは違い年末調整なるものがないので、基本的に自分で税金申告をする必要があります。
色々と面倒くさいは面倒くさいのですが、自分の経済状況だったりどういう仕組みで税金がとられているのかいないのかを学ぶには非常によいとは思います。

ただし、色々なルールを自分で読んで、書類に計算機叩きながら書いていく場合は相当大変です。
そこで出てくるのが税金申告ソフトウェアたちです。

 

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申告の準備

最終的にはIRSや州に対して規定されたTax ReturnのFormを記入して送り返すのが目的となります。その準備方法としては大まかに、

  1. 自分で準備する
    1. 紙とペン
    2. ソフトウェア
  2. 他人に依頼する

というやり方があります。

資産を大量に持っていて、あちらこちらに分散したり収入が発生する場合は「2. 他人に依頼する」のが一番でしょう。ここでいう他人は会計士であったり、Tax Returnをサポートしているサービスであったりです。

基本的にそういう方はそれで完結するのでよいですが、大多数の人は「1. 自分で準備する」ということになります。地域の図書館などに行くとTaxシーズンにはこれらの申請用紙が置いてあったりします。

しかし紙とペンでやるのは至難の業です。
というかそもそもアメリカ人は字が汚いのにそんな申請方法で大丈夫なのかと超心配。記入欄もあまり大きくないし。

ということで活躍するのが税金申告用ソフトウェアです。ググればいっぱい出てきます。

 

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なぜTurboTaxがよいのか

色々な種類やそれぞれ評価が違うし、説明してるWebsiteは大量にあるので、一般的なとこは省いてなぜTurboTaxがよいのかだけ書きます。

去年、これまた大手のH&R BlockのソフトウェアがBlack FridayのSaleで激安で売っていたので買ってみました。CD版で自分のPCにインストールして操作するタイプ。
割とベーシックな古い感じのインターフェースになります。もう少しとっつきやすい方がいいとは思う。

特徴的だなと思ったのは、このソフトウェアは入力しながら実際のFormにどのように反映されるのかが同じ画面で見れるような作りになっていることです。
これはもともとFormに馴染みのある人にとってみてはいいかもしれないが、中途半端にFormとツールの入力部分が入り混じってるので、少し難しい。

そして最終的にこのソフトウェアであきらめたのはForm 8938という海外に口座や金融資産をもっている場合に申告するフォームがあります。
ただしこのフォーム、defaultで3つまでしか入力ができません。
それ以上の口座を持っている場合は、ページを追加して申請してください、というインストラクションになっています。

にも拘わらずH&R Blockはページを追加する、というオプションがない!!
困ったのでサポートにも問い合わせしてみたが、そういった機能がなく、追加したい場合は申請プロジェクト自体をもう一つ作り、その部分だけ使ってあわせてくれ、とのこと。

えっ、でもそれじゃ印刷して送らないとできないじゃないか。。。。

通常こういったソフトウェアはWeb申請みたいのがついているので、それでやる気だったゆえにめちゃ萎える。
しかももう一つを作るってどんだけ手間だし、ちゃんとできるかわからないし。

 

耐えられん!!

ということで、色々リサーチしたらTurboTaxならその機能があるとのこと。実際にやってみた。

 

TurboTaxは今度はPCインストール版ではなく、Web版にすることにした。
結果的にこれが大成功。
家でも職場でも作業を進められるので、職場のPCにある情報なども直接アップロードできたりで便利。
というか名前から想像つかないほどインターフェースもわかりやすく可愛い。

そして問題のForm8938。。。

ページ追加、ポチっ。そして増える。

 

そうだよ、これがやりたかっただけなんだよ。H&Rのソフト作った人は何もわかっちゃいない。
しかもここまでできることを確認した上でソフトウェアの購入もできたので、損失0。H&Rを買ったお金ちと頑張った時間だけが損。

ということで他のソフトウェアは検証していないですが、複数の海外金融資産/口座を持っている場合はTurboTaxが一番だと思います。

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