アメリカには無数のクレジットカードがありますが、その数の分だけ特典があります。
これをうまく使いこなすと旅行の出費を押さえたり、普段泊まらない高級ホテルに泊まったりすることができます。
最終的にどれがいいのか、というのはこちらに書いています。
何回かに分けてクレジットカードについて書きましたが、「結局どれがいいのか?」という質問に対しては、「どう使いたいのかによる」という回答になってしまいます。 ただ、正直そんな回答はどうでもいいので、個人的な評価を書きます。何かの参考になればと。各カードの紹介: 評価・優先度 高 年会費 無中大ホテルHilton(Citi)Hilton(Amex)HyattIHG 航空会社 UnitedSouthwestAmerican 通常Citi Double Cash Chase ReserveCiti Prestigeこれらが優先度高いですね。Chase 24/5ルールを回避するためにChaseのカードは5枚までに... アメリカ お得なクレジットカード⑤ 2016年度 総合評価 - ヘブリカン:そんなHeavenでもないアメリカ生活 |
Contents:
前提
アメリカではFICOクレジットスコアというのが利用されます。SSNに紐付く要はお金をちゃんと返してくれる人ほど高い点数が与えられるという仕組みのものです。
クレジットスコアの上げ方は色々とありますが、奥が深いのでここでは省略。
前提としてアメリカである程度クレジットスコアがあることとします。
発行している銀行
カードの各論の前に知っておくべきことが、この発行銀行です。
大体特典が豊富にあるクレジットカードは、JP Morgan Chase、Citibank、AMEX、Barclay Cardに偏ります。
この中でもChaseはかなりの数を出しているのですが、一方で24か月以内に5枚カードを発行したらそれ以上受け付けないという巷で「24/5ルール」という規則ができました。(2015年あたりから)
ということで、まだクレジットカードをあまり作っていない人で、これからたくさん作るぞ!という方は最初にChase攻めをすることをおススメします。
特典の考え方
そもそもなぜたくさん作るのかというと、クレジットカードで一番おいしいのは最初のサインアップボーナスと呼ばれる特典です。
最初の〇ヶ月に△ドル使うと、□ポイントをあげます、という類のものです。
うまくこれを利用して、年会費とのバランスで作っていくというのがポイントになります。
それ以外にもステータスや他の特典もあるので、そちらも要チェックなのです。
しかし、どんなにポイントを取得しても、今度は使い方をどうするか、ということに悩みます。
パターンが無数にあるがゆえに、損するケース、得するケースも出てくるので、ある程度使うことを見越しているカードがおススメということになります。
ということで何回かに分けて色々紹介してみます。
クレジットカードの種類
別の記事にそれぞれのタイプのカードについて書いてみます。
ここではホテル系クレジットカードを紹介します。 ポイントと特徴これらはホテルのブランドに紐付くカードです。特徴としてはサインアップだけでなく、毎年カード会員でいる場合、1泊プレゼントというものが多いので、解約せずに持ち続けてもプラスになるカードたちです。また大体がステータスが付帯されるので、それを持っているだけで、アップグレードや飲料水、レイトチェックアウトなどの特典がついてきます。これは使わない手はない。 HyattThe Hyatt Credit Card言わずと知れたHyattです。Chase発行で年会費有。標準的... アメリカ お得なクレジットカード② 2016年度 ホテル編 - ヘブリカン:そんなHeavenでもないアメリカ生活 |
ホテル編に続いて航空会社編です。ポイントと特徴これまた色々な種類がありますが、ホテル系のカードに比べて、住んでいる場所から近くにある空港や路線が限られるので、使うケースにあわせて、必要なものを取得するのがよいでしょう。アメリカの大きな航空会社のAmerican, United, Deltaはもちろんのこと、Southwest, Alaska, Jetblueなどもクレジットカードがあり、結構よい特典がついてきます。それぞれの空港はハブ空港というのを設定しているので、自分の最寄の空港でどの航空会社が多くあるのか把握しつつ、日本人的には日本に帰... アメリカ お得なクレジットカード③ 2016年度 航空会社編 - ヘブリカン:そんなHeavenでもないアメリカ生活 |
2017/5/31 追記ホテルや航空会社ブランドではなく、発行銀行に紐付く通常カードにも特典がいろいろあります。 ポイントと特徴最近の流行は高級カードです。年会費が$400-500程度のカードで一見高いのですが、毎年トラベルクレジット(飛行機代などに使えるお金)がついていたりするので、全額使えれば実質的な支出は$200以内に収まります。加えてPriority Passだったり、Global Entryだったりという特典が諸々ついているので、使いこなせばお得、というカードが増えてきています。一方で、その一個下の中ランクのカードもあるので... アメリカ お得なクレジットカード④ 2016年度 通常カード編 - ヘブリカン:そんなHeavenでもないアメリカ生活 |
情報収集
もう一点大事なことは、これらの特典は刻一刻と変わっていきます。
ボーナスが増えてる期間があったり、特典の内容が変わったり、ということが日常茶飯事なので、情報収集を怠らないことが重要になります。
といっても追い続けてもキリがないので、無理をしない範囲で行うのがよいでしょう。
アメリカにはこれらの情報を共有するサイトが無数にあるので、代表的なものだけ下に上げます。
- Pointsguy
- One Mile At A Time
- Frequent Miler
- Million Mile Secret
- Doctor of Credit
上記の5つを見れば、大体必要な情報がわかります。時にはクレジットカードと関係ないお得情報なども流れているので、おすすめです。
特に記事をすべて読まなくても、巡回するだけでほっとトピックがつかめるので、おススメです。