アメリカ お得なクレジットカード④ 2016年度 通常カード編
2017/5/31 追記
ホテルや航空会社ブランドではなく、発行銀行に紐付く通常カードにも特典がいろいろあります。
Contents:
ポイントと特徴
最近の流行は高級カードです。年会費が$400-500程度のカードで一見高いのですが、毎年トラベルクレジット(飛行機代などに使えるお金)がついていたりするので、全額使えれば実質的な支出は$200以内に収まります。
加えてPriority Passだったり、Global Entryだったりという特典が諸々ついているので、使いこなせばお得、というカードが増えてきています。
一方で、その一個下の中ランクのカードもあるので、どれくらい使うのかを前提に決めるのがポイントです。
Chase
Chase Sapphire Reserve Card
Chase Sapphire Reserve Cardという高級カードがつい最近出ました。今やポイント、マイレージサイトではそれの話題ばっかりです。
Chaseのポイントはホテルやマイルに移行して使ったり、そのまま使ったりと汎用性が高いのが魅力の一つ。加えて、レストランと旅行系費用は3倍ポイントだったりするので、旅行が多い人は超お勧めカードとなっています。
$450の年会費だけど、$300のトラベルクレジットがつくので、実質$150。
これがでるまではChase Sapphire Preferredとい中ランクのカードが一応最強とうたわれていました。
Chase Sapphireは$95が年会費なので、新しく作るなら実質+$55で作れるChase Reserveがおすすめとなります。
[2017/3/14追記]
Chase Reserveは発表からサインアップボーナスが100,000ポイントでしたが、とうとう50,000ポイントに下げられました。
少しお得感が減ってきていますが、Restaurant, Travel系の費用については3ポイントつくので、そちらでお金を使う場合は引き続き強いカードです。。
Citibank
Citi Prestige Card
Citi Prestigeという高級カードがChaseを超えて最強だったのですが、来年7月に改悪が発表され、一気に人気が落ちました。
年会費$450ですが、$250の飛行機クレジット、ホテル4泊目無料、プライオリティパス、Admiral Club、ゴルフ3ラウンド、と、どう考えても$450以上の価値のあるカードでしたが、2017年7月からはAdmiral Clubとゴルフがなくなってしまうので、実質$200の価値があるかというと微妙。
Citiの中級カードは最近変更が入って、魅力的なカードは現在ない状態。
Amex
Platinum Card from American Express
Gold Card from American Express
高級なプラチナ、中級ゴールドの2種類が選べます。
プラチナの一番の売りはCenturionラウンジというプラチナ会員専用のラウンジがアメリカの主要空港にでき始めています。
完全に会員限定なので、そのラウンジがある空港をよく利用するのであれば、これ一本で航空会社系カードはなくてもOKですね。ラウンジが全てではないですが。ちなみにCenturion以外もAirspaceというラウンジや、Priority Passも一応もらえますし、DeltaのSky Clubもついているので、ラウンジ観点ではやはりいいカードです。
[2017/5/31追記]:プラチナカードの年額が$550に引きあがりました。
変わりに$200相当のUber利用ボーナスがつくので、毎月Uberにある程度乗る人は少し割安になりますね。
あとはボーナスを増額したメールがたまに届くので、サインアップボーナスを狙うのは手です。
比較的偏った特典があるカードなので、人によって相性が出てしまうというのがAMEXカードの印象です。
総括
通常系以外のカードについての記事は下記をどうぞ。
高級カードは年会費は高いもののいろいろなベネフィットがあり魅力的ではあるので、吟味が必要です。
[2017/5/31追記]
ここではあまり取り上げなかったですが、これらの高級カードには色々な補償がついています。たとえば飛行機が遅れた時にもらえる補償、荷物が届かなかった時の補償、レンタカーや旅行中の保険なども多様についているので、その部分も踏まえて検討するのがよいですね。
ポイントの利用手段としてはChaseが一歩リードしているので、特にこだわりがなければChaseで決まりか。
あとは個別の特典を比較するのが重要になってきます。結局使わないともったいないカードなので、利用するケースを検討するのがポイントです。