アメリカで出産⑨ – 陣痛から入院
前回はこちら↓
そしていよいよ陣痛が始まります。
予定日より2週間ほど前でしょうか。いつだろう、いつだろうと思い始めていただその日、早朝に「陣痛がたかも」と。
時刻は朝5時。
おおおぉ!!!と二人でテンションがあがります。
Parenting Classで教わった通り、陣痛の間隔が近くなるのを計測する必要が出てくるので、早速陣痛計測アプリなるものをインストールしました。
ようは陣痛の持続時間と間隔を記録できるものです。何かあった時やお医者さんに説明するときに便利なので、おすすめです。
Contents:
いつ病院に行く?
アメリカではParenting Classで初産の人は3-2-1 Ruleというのを教わります。
3-2-1とは、
3分間置きで、2時間続き、それぞれの陣痛が1分間
という状態を指し、このくらいの陣痛になると、病院に行きましょうということです。
ちなみに二人目以降の出産は5-1-1 Ruleになるそうです。
それまでは間隔が長かったり、一回の陣痛が短かったりという感じだそうです。
ということで、朝5時、インストールしたアプリで陣痛の間隔を計測し始めます。
平行して病院に行く準備などをし始めます。
そのまま出産が始まると2,3日は留守にすることになるので、多少の身辺整理は必要なのです。
その間、間隔は7分くらいで一回が45秒くらい。すぐに3-2-1になってしまいそうで少し焦る。
ただここからが不思議で、陣痛の間隔が全然狭まってこない。
むしろ7分だったのが10分になったり、6分になったり、13分になったり。。。
陣痛もどきみたいな前駆陣痛(Braxton Hicks)の存在を知っていたので、「もしかしてこれ本陣痛ではないかも。。。」と。
そんなこんなで陣痛がきたり来なかったりの状況が続きます。まだ3-2-1になっていないので、病院に行っても追い返される気がするからとお家で悶々してました。
金曜の早朝から。。。。。なんと土曜の夜まで。
そして入院
土曜の夜になっても状況が変わらず。おかしいなー、と思っていた矢先、「破水してるかも」という話になりました。
といっても微量なので、これが破水なのかどうかはわからず、でも羊水なんじゃないかと。
破水の場合は3-2-1になっていなくてもすぐ病院ということなので、病院に電話する。
「破水かもしれない」と伝えると、「病院おいで」と。
この時点で土曜の23時。 涙
そこから準備した荷物やら何やらを持ち込み、車で病院へ。深夜のドライブ。
病院に付くと、病院見学に言われた通り、チェックインして、Triageルームに行きます。ここでは入院するかどうかの診断が行われます。
NSTを設置してもらい、陣痛の確認。加えて、本当に破水なのかを調べるために羊水の検査が行われます。出てきている液体を採取して検査室に持っていきます。
狭い空間でNSTをしながら数十分結果待っていると、ようやく看護婦さんがきて、
「羊水が検出されたから、破水してるね。今からLDRに言ってお産です。」
とお告げを
看護婦さんも24時間大変だな、と思いつつも、うわー、いよいよ!!
LDR室
続きます。↓
Labor Delivery Recoverの頭文字のLDR室は、おそらく一度入ると、家族が増えて出ることになる魔法のお部屋です。
といっても金曜の早朝の陣痛から土曜深夜の入院までこんな時間がかかると思わなかったし、正直結構体力を消耗(とくに嫁)していたので、これからどうなることやら。