アメリカで出産⑫ – 入院生活 その1

前回はこちら↓

 

アメリカの出産でよく言われるのは「2,3日で退院するんでしょ?」というコメント。
たしかに出産した翌々日に退院したので2泊3日でした。

 

産まれたのが18時頃で、そこからしばらくリカバリして22時頃に部屋を移動します。そこでは基本的に病院のケアのもと、回復に努めます。
といっても、色々とひっきりなしに看護婦やら何やらがあるので意外と休めない、そんな入院生活についてです。

 

Contents:

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部屋の移動

21時頃でしょうか、まさかのご飯が出産した直後のタイミングで運び込まれます。
産んだ後で食欲がない嫁。ということでいただいてしまいました。

うーん。。。。。。おいしくはない。

 

病院のご飯を楽しみにする人もいると聞いていたので、ちょっと期待してたけど、期待した自分が愚かだった。
というか嫁のご飯なのにほとんど食べたんだけどね。テヘペロ ( ゚∀゚)

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そんなこんなで移動用の大きなベッドが運び込まれ、LDR室から通常の部屋に移動します。
一応赤ちゃんも一緒に行動なのだけど、我が子は産まれた後あまり泣かなかったこともあり肺の検査などをすることになって移動後すぐに離れ離れに。

 

部屋にはベッド、ベビー用のベッド(入れ物?)、小さな簡易ベッドにもなるソファ、トイレ、シャワーがあります。
あとは備品系はおむつからワイプからガーゼから一通りあります。そして大事な搾乳機も。
テレビもあったけど、なぜか壊れていたし、見る番組もないので使わず。

 

一応その病院は、大人1名であれば同室で宿泊OK、ということだったので、二人で泊まることに。基本的にお母さんは安静にしていることになります。

 

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看護婦からの説明

そこからは看護婦さんからダ―っと説明。産まれた直後で頭がシャッキリしてないのに色々説明をしてもらってテンテコマイでした。
今だからこういうことを言ってたのかなと思うこともあり。

  • お母さんのトイレ
    お母さんのトイレの仕方について教えてもらえます。会陰切開をしたこともあり、洗浄、消毒、痛み止めなどが説明されます。
    詳細はわからないですが、しばらくはこの運用をすることになります。
  • 搾乳
    これがサラッと説明されたけど、実はとても大事でした。
    よく初乳にすごい栄養が含まれているという話は聞きますが、初乳なので、数滴しか出ません。それでもとんでもない価値があるので頑張ってすくい上げることが重要とのこと。
    あとは母乳が出るようになるには搾乳するしかないので、搾乳機を使ってね、と。
    この時搾乳機をもっと使っていれば後日起こる事件を回避できたのかもしれないのだが。。。。その話はまた今度。
  • ホワイトボード
    ボードに授乳時間、おむつの変え具合、痛み止めの時間などを書き込みます。
    最初の1,2週間は赤ちゃんの状態を把握するのにとても重要なので、こまめにメモを取ります。
    お家に帰ってからも念の為続けてました。結果お医者さんにはわかりやすかったみたい。
  • 給湯室
    給湯室の場所が廊下の先にあるので教えてもらいます。簡単な飲料やサンドイッチみたいなものもおいてあるので、自由に使ってくださいとのこと。何度ここと部屋を行き来したことか。

 

あとは他にも定期的に診察とか検査に色々な人が来るからね、と言われ、説明終了。
その時点で既に24時近く。

 

そこからの奮闘

ということで初乳の取得を試みるがあまり出ない。
本当は赤ちゃんにダイレクトで飲んでもらうのがいいんだろうけど、検査のため不在。
「こんなにちょっとで意味あるのかなー」と思いながら頑張って取る。

 

すこし休憩していると、自分は知らぬ間に寝てしまった。朝4時くらいまで。
その間、嫁は赤ちゃんが検査を受けている部屋にいって授乳をしたそうな。
ただ、この授乳がこんなにも難しいことだとはこの時はゆめゆめ思わなかったです。

 

我が子の検査結果は結果的に問題なかったので、知らぬ間に部屋に赤ちゃんが運び込まれていました。

 

小さい。。。  変な感じ。。。

 

というか「こんなに赤ちゃんってよく寝るのね。」と最初は思ったんです。
だけどあとで聞いたら、初日や2日目はおとなしくひたすら寝てくれるらしいです。なので最初は皆さんよく勘違いをしてしまうそうです。怖いなー。

 

続き

と、入院生活はまだまだ続きます↓

やっぱり初めては大変だなと思います。
今思えば、こうすればよかった、あれを持っていけばよかった、とか思うことがいっぱいあるけど、その時は何から何までが初体験だったし、完全にアウェイなのであまりゆっくりできなかったです。
何でも体験することが大事だ。。。

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