Urgent Careの費用にビックリ

先日、子供が怪我をしたのでUrgent Careに初めて行きました。幸い超軽傷だったのですが、それでいて費用がそれなりにかかったのでビックリした話です。

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そもそもUrgent Careとは

アメリカの医療はいわゆるアポイントメントをとって医者に受診したりする一般外来と、いわゆる911を押して救急車で運ばれる救急外来(Emergency)の間にUrgent Careという括りの受診方法があります。

端的にいうと、別に生命の危機というわけではないが、予約はないし、直ちに治療を受けたい、という時に使われます。
例えば骨折したり、出血が激しかったりという外科的なものから、なんか異常に体調悪いが、いつもの主治医の予約がとれておらず、でも何かしら手を打ってほしい時、に使うイメージでしょうか。

 

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Urgent Careに行ってみた

冒頭で書きましたが、息子が怪我をしました。

プリスクールでの出来事で、プリスクールの校長さんから、「直ちに来てほしい」と連絡が入りました。ザックリ聞くと、転んで机の角にあたり目の上の部分をだいぶ切ったそうな。早く病院に行った方がいい、と言われる。

到着して傷口を確認すると、そこまで切れてるわけではないし、止血されてるし、本人もショックを受けているものの、痛みはないらしい。
それでも学校側は、病院には行った方が。。。。とのこと。
まぁ、子供だし、正直よくわからないし、縫った方がいいのかもしれないし、とその流れでUrgent Careに行くことに。

Urgent Careといっても救急外来ではないので、24hr開いているというわけではない。それでも通常の営業時間よりは長くやっている所が多く、運よく普段言っている病院の系列で近くでUrgent Careを提供している所があったので、そこに行くことに。

Urgent Careに着くと、まずはチェックインをします。
その時も普段と同じ系列の病院だったのでスムーズにチェックイン。最初にCo-Payということで$20を払う。

受付のお姉さんから、「今6人ほど患者が待っているので、呼ばれるのに時間がかかります。もっと重大そうな人が来たらその人たちを先にいれることもあるのでご了承を」と言われる。

まぁそりゃそうだよなと納得したものの、結局40-50分待つことに。
先に入った人の中には、
笑顔で談笑している高齢の方。
小さい赤ちゃんをとりあえず連れてきた方。
どこも悪そうにない方。

正直、思ったよりもUrgent感があまりない雰囲気。うーん、子供なので先にいいですか?と言いたいくらい、ゆる~い感じでした。
まぁEmergencyではないからだけど。

そんなこんなで待っていると呼ばれました。
まずは身長・体重、血圧などの基礎的な確認をして、Nurseに何が起きたのかを説明します。
何かを入力すると、診察室に案内されます。
5分くらいでドクターが来るので待つようにと。

しばらく待つと割と年配のドクターがきて、処置を施そうとします。
傷口を見て、皮膚の伸びる感じを確認すると、

「切れてるけど、今は出血がないし、縫うにしても皮膚があまり伸びてくっつかないので、そこまで重症ではないし、縫えない。医療用ボンドでも多分取れてしまう」
とのこと。

で、どうすれば・・?というと、 場所的にバンドエイドも難しいし、 軟膏を塗って、自然に治るのを待てばよい、とのこと。
とりあえず軟膏を塗っておくよ。

という流れでこれだけ待ったのに、結局軟膏塗られて終わり。
Urgent Care。。。。来る必要なかったなと、しみじみ思う。向こうもこんなんで来るなよ、って内心思っているのだろうか。

 

実際の治療費

そんなこんなでほぼ何もしていない治療を受けたわけですが、治療費が後で送られてきました。

その金額は。。。。。

 

$150 (‘Д’)

 

軟膏をピッってやっただけなのに!!!!!

 

Deductibleの範囲内なので、全額支払うことに。
Urgent Careなんか二度と行かないぞ!!!と思ったものの、果たして本当に高いのか冷静に考えてみる。

基本的にUrgent Careは予防や検査の診療ではないので、保険によってカバー率が変わってきます。
仮にDeductibleがすでに支払われている場合、例えば80%カバーされたとすると、今回の金額だと実際は$30くらいになります。それならまぁそんなもんかという感じ。
Deductibleがなー。

自分の保険の内容と想定される支払いを理解しておくのは非常に重要だということを学びました。

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