やはりアメリカは高い!!歯の治療費の実体

行こう行こうと思いながら行けないのが歯医者と東京タワーですね。

ということで、意を決してアメリカの歯医者に行ってみました。
特に歯が痛い、しみる、というわけではないので、チェックアップという形で。

 

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歯医者選び

やはり重要なのは歯医者選びですね。どうしても数が多いからなのか、ヤブ医者が多い気がするのは気のせいでしょうか。それもあってあまり歯医者に行かなくなってしまう気がするのですが。

アメリカはまずは自分の保険のcoverageを確認し、保険が適用できる歯医者が第一候補になります。
その後はネットで口コミやレビュー、院内の写真などで設備やキレイさを確認するのがよいでしょう。あとは自宅からの距離だとか、規模なども考えると決めやすいと思います。

決めると次は電話をかけます。
これまたわざわざ英語で、しかも歯医者側は稼働率をあげたいので、あまり融通がきかない時間帯の中から選ぶことになり、とても億劫です。
なんなら電話よりも直接行ってアポをとるほうが賢いかもですね。

 

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初回診療

初回診療では、歯のチェック、レントゲン、歯の表面のクリーニングなどをセットにやってくれます。これがいわゆるCheck-upというものに含まれるものです。

大体の歯科保険はPreventiveという予防的なチェックアップなどはカバーしてくれるので、比較的出費は少なめに収まります。

いつものCとか斜線とかの歯の検査のときに、ポケット検査もされました。
歯周ポケットがどれだけ下がってきているかを調べる検査ですが、いままでやられたことがない気がする。。。というかやられてる時はなんか数字読み上げられてる。。。。なんだろう。としか思わなかったですが、歯周ポケットの検査です。

その後レントゲンを撮ると、席に戻り、続いて歯のクリーニングをしてもらいました。
その歯医者は各席にテレビがついているのですが、いったん治療開始すると席が傾くし、見れないから単なる待ち時間潰しなのかも。

 

歯科衛生士、英語だとHygenist、が歯のクリーニングが終わると、歯医者さんが出てきました。とてもよい人そうだったので安心。
少し話をすると、初回ということもあり、オフィスにつれていかれます。
ここで検査結果についての報告をうけます。

3部分に虫歯がありますねー、ついで奥歯の歯周ポケットが少し下がってきているので、ディープクリーニングをしましょう。

とのことでした。
今日のクリーニングはあくまで歯の表面だけで、下がりかけた歯茎に潜んでいる奥の汚れを取る作業をディープスケーリング、ディープクリーニングと呼ぶそうです。

とりあえず了承し、次の予定だけ組んでその日は終わります。

というか一番やっぱり歯医者で納得がいかないのは、本当に虫歯なのかどうなのかは自分ではわかりえないし、治したところでどこをどう治したのかわからないし、なんかうさんくさい、という所ですよね。
でも、虫歯です、治しましょう、なんていわれるとYesとしか言いようがないのでこれまた困ります。

 

歯科治療

結局3回にわけて、治療を行いました。
虫歯の部分はコンポジットレジンでの治療だったので、たった3回で3部分、7箇所の歯を治してもらいました。

3回のディープスケーリングもその時にやってもらい、一応家での追加ケアということで、消毒液と歯間ブラシをもらい、毎日清掃することにという指示を受けました。

この歯間ブラシ、最初のうちは歯茎から血が出てきますが、どうやらこれは歯肉炎や歯周病の炎症らしいので、続けていくと、血が出なくなっています。
角度を間違えてブッ刺したりすると血は出ますけどね。
フロスは必ずやっていたけど、歯間ブラシは初めてだったので、意外といいかもと思いました。

 

お値段

と、先生もいい人そうだったし、通院回数も少なかったし、めでたしめでたしなのですが、そのお値段は全然めでたくなかったです。
これが「アメリカの歯医者が高い」と言われる所以ですね。

 

定価

  • 初回診療+クリーニング:$331
  • ディープスケーリング(3部分):$582
  • 虫歯治療(計7か所): $1,446

保険適用後の自己負担額

  • 初回診療+クリーニング:Deductibleの$50
  • ディープスケーリング(3部分):$117
  • 虫歯治療:$506

自費の合計:$673

 

というとんでもない結果に。。。。○| ̄|_
日本だと、一回2000円くらいを7,8回やるかんじだろうから、合計14,000-16,000円くらいだろうか。

おそろしく値段が違いますね。
やはりアメリカの歯医者は高いので、歯が悪くなってから通院するのは恐ろしくコスト高になってしまいます。
やはり前提としては定期的なチェックアップをしてもらい、家でのセルフケアをしっかりやる、というのがポイントみたいです。
とはいうものの、歯の強さはなんとなく遺伝的なものだから、慢性的に歯が悪い人にとってはこの出費はきついなー。

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