レビュー:話題のAmazon Echoを試してみた
最近話題のAmazon Echoを試してみたのでレビューです。
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Amazon Echo
Amazonが売り出している音声制御のプレーヤー兼スピーカーの端末です。
アメリカでは一般向けには2015年から販売していますが、現在ではAmazon Echoに続いてAmazon Dot、Amazon Tapという姉妹製品も出されています。
これらで何ができるかというと、「Alexa(アレクサ)」と呼ぶと音声インプットが可能になり、音楽をつけて、今日のニュースは?、天気はどう?、と話かけると、回答してくれます。
文章ではなかなか伝わりにくいですが、公式サイトやYoutubeなどで動画があがってるのでぜひ見てください。
なんというか、すごい近未来感がします。
Amazon Echo Dot vs Echo
ベーシックなAmazon Echoはフルスピーカーを内臓しています。一方でEcho Dotは簡易的なスピーカーしかないので、音質はどうしても落ちてしまいます。
なぜこれが需要があるのかというと、すでに家にスピーカーシステムがあったりする場合はEcho Dotとつなげることができます。
性能はAmazon EchoもEcho Dotもまったく同じなので、同じ体験ができます。
それでもEcho DotはEchoの半額以下なので、すでにスピーカーを持っている人はEcho Dotがおすすめです。
小さいので場所もとらないですしね。
もう一つのオプションは持ち運びが可能なAmazon Tapですが、実質的に安定したネットワークにつながっていないことは本領発揮できないので、使うオケージョンがわかっている場合でなければ敬遠ですかね。
英語の発音
外国人にとって一番気になるのは「自分の発音で聞き取ってくれるのか」という問題。
ただでさえ音声認識のクオリティがどのようなものかわからないのに、英語でしゃべって聞き取ってくれるのか心配になります。
結論的には、あまり心配はいりません。
というのも、たしかに自分の言葉を間違って認識したり、違う言葉に聞き取ったりすることはあるので仕方がないですが、EchoにはスマートホンのAlexaのアプリがついています。
このアプリで色々と設定や操作もできるのですが、そのアプリを利用すると、「Alexaがどう聞き取ったのか」というのを表示してくれます。
なので、正しく聞き取ったのか、聞き取れてないのか、どう聞こえたのか、などを振り替えって確認することができます。
うまく使うと英語の発音の勉強に使えるんじゃないかと。
そして、使ってみるとわかるけど、発音どうこうより、周りに障害物や反響するものがないか、うるさい環境じゃないか、という点の方が聞き取りに影響しているようなので、発音は気にしなくていいと思います。
使用してみて
やはり王道の声でリクエストして音楽を再生するというのはいいですね。
近未来感がすごいです。
「音量下げてー」とか「今日の天気は?」なんかはがんがん使えます。
ただ、なかなか使いこなしてる感覚がでてきません。
おそらく以下のような理由があると思います。
- Prime経由だと日本語の曲はほぼない
- 洋楽を幅広く知ってたり、歌手名を知らないとキツイ
- 何を再生しようかと悩んでると何も聞けない
- おもったよりアプリで操作するほうが楽
- Alexaと毎回呼び出すのが面倒だし、すこし時間差がある
という感じです。
これがもっと邦楽も取り扱えるようになると幅が広がるけど、そもそも日本語の歌手名を認識できないだろうから、先は長いかな。
まとめ
ガジェットとしてはとても面白いし、なんかイノベーティブ感が半端ないけど、洋楽マニアとかじゃないとなかなか使いこなすのは難しいかも。
一応プレイリストなどを登録すればもう少しカスタマイズできるかなとは思うものの、まだそこまで行っておらず。個人的にはSmooth JazzのプレイリストをBGM代わりにつけるくらいが一番の使い道になってます。
でも、声で操作できるのは楽しいし、将来的にはこういうのが主流になるのかもですね。