アメリカで出産⑥ – 朗報&Parenting Class
前回はこちら↓
前回臍帯辺縁付着が発覚し、あまり迂闊に喜べない日々が続きます。
9月(妊娠24週目)に教えてもらい、10月のエコーの時にも、「相変わらずMCIだね」という診断で、胸のつっかかりが取れず。
11月(妊娠30週目)をすぎると、残り2か月だし、ブラックフライデーのセールがあるし、ということで徐々に何が必要で買わなきゃいけないのかというのを考え始めました。
アメリカで必須なのはカーシート。これだけは、ないと退院できないので絶対必要。
本当に生まれた時に必要なのは大物だと、
・car seat/カーシート
・crib/ベビーベッド
・stroller/ベビーカー
が三種の神器ですかね。
消耗品だと、
・clothes/服
・diaper/おむつ
・wipes/おしりふき
・Baby formula/ミルク(母乳想定の人もあった方がいいかも)
といった所でしょう。
それ以外は後で調達してもなんとかなるという感じです。
調達に関する話はまた記事にしようと思います。
Contents:
朗報
そんなこんなで、嬉しいけど複雑な気分で11月のHigh Riskの検診がありました。
いつも通り通院するとエコー。
色々と手や脚の長さ、体の大きさを説明してくれる。どうやら我が子は無事成長しているみたい。
体が成長していることでしか得られない安堵感。
エコーが終わると、担当医が来ました。
すると、
「Thanks Givingの前だけど、Giftがあるわ。」と一言。
「?」嫁と二人で顔をあわせる。
「あなたたちはHigh Risk Pregnancyから卒業よ」と。
あとで説明してくれたのだけど、どうやら胎盤が成長した方向がへその緒がつながっていた端の方に成長したようで、もう辺縁付着とは呼べない普通の状態になったよとのことでした。
なんとここにきて胎盤が成長!!!
あり得る話ではあるみたいだけど、胎盤は初期に成長する聞いていたので、青天のサンダーボルト。
羊水検査事件以来の晴れ晴れとした気分になりました。
本当によかった。
あとは無事に生まれてきてもらうだけ。転ばないように気を付けるだけ。
つくづく妊娠、出産というのは不思議な現象だなと思います。
Parenting Class/両親学級
気持ちが軽くなった我が家が11月にしたもう一つのことがParenting Class。
日本でいう両親学級みたいなもの。
参加したのは週末の二日間の集中コース。といっても合計で5-6時間が2回というもの。
病院が主催しているものだったので基本的に同じ病院で出産を予定しているカップルたちが参加。
さすがアメリカ、みんなカップルで参加です。
このクラスは、妊娠している人の対象にこれからどうなるのか、出産の始まり、出産時のオプション、授乳や赤ちゃんの扱い方などを一通りカバーしてくれます。
加えて病院ツアーも含まれているので、どの建物でどこに行くのかというのも教えてくれます。
受けたクラスは$75と少し高め?でしたが、その価値があったと自分は思います。
特に出産経験がない人には有用なクラスでした。
一番よかったのはクラスに含まれていた病院ツアー、そして出産の始まりについての情報でした。
まず病院はどこに駐車して、どこに向かうのか。どんな部屋で出産して入院するのか、というのがよくわかりました。
これを知らずにいきなり行くと精神的にもパニクるのでとても安心。
出産の始まりは、ドラマでいう、「う、生まれる!!」みたいなことは基本的になく、徐々に陣痛が縮まっていったり、破水したりなど、どのタイミングで病院に行くのかというのがよくわかりました。
経験のない場合は、意外と知らない人は多いんじゃないかと思います。
その他にも赤ちゃんのSwaddle(おくるみ)のやり方や扱い方など教わって大変満足でした。
たしかに本とかネットに色々情報はあると思いますが、実際に体験する形で教わると、理解もするしできそうだなという気持ちになれるので、機会があれば参加をおススメします。
続き
まだまだ続きます。↓
なんとか事件性の高いイベントはクリアできたので、あとは出産に向けて色々準備をしていきます。
こう考えると10ヶ月妊娠するって大変ですね。
男の人にはわからないけど、お腹の中に赤ちゃんがいて、その期間一緒に生活していると考えると、とても不思議。