2016 Rugby Championship: オールブラックス
オリンピックの影響もあって、2016 Rugby Championshipが今行われています。
中でものオールブラックスがやっぱり強いのです。
去年のWorld Cupで世代交代がだいぶ行われましたが、まだまだいいプレーヤーがワンサカ出てきます。
なのでオールブラックスについて。
Contents:
世代交代前
今の代の前はマッコイ(7)がキャプテンでした。マッコイはオールブラックスでの出場数が歴代一位の最強キャプテンでしたね。
どんな局面でもなぜかボール近辺にいるし、ターンオーバーできるし、攻めてよし、守ってよし、でキャプテンって感じがにじみ出るプレーヤーでした。
でも実際は色々やらしい手を使ってプレーをしているので、相手からは嫌われるプレーヤーだったんだろうなと思います。シンビンもそれなりに多かったし。
マッコイと並んでダンカーター(10)は歴代得点数が最多ですが、周りが強かったってのが大きいんじゃないかと。それでも司令塔と言えばカーター、という存在感。
極め付けはノヌー(12)、コンラッドスミス(13)が超強力でした。ここの守備力と攻撃力でどれだけのチームが泣かされたことか。
というかノヌーのステップは明らかに異質だったけど、個人的にはコンラッドスミスが全然目立たないのに能力がめちゃめちゃ高いことに驚き。
という他にもミーラムーさんとかウィープーさんとかいたけど、なかなかスター性があっていいチームでした。
今の主要メンバ
少し落ちた気がする一方で、特にバックスでとんでもないプレーヤーたちが出てきています。
Aaron Smith
スクラムハーフですが、一言で言うと、「鬼」。
スピード、機敏性、キックの精度、パスの精度、どれもピカ一ですね。
というかラックへの寄せが異常に早いのに、パスとかすごい丁寧だから周りはプレイしやすそう。
どこをどう攻めるのかというのをよく把握しているので、効率がとてもいいですね。
Beauden Barrett
この人はヤバいなって思いました。
スタンドオフなんですが。。。。。多分ウィングより速いっす。
トップスピードの時は明らかに周りと速度が違うんです。
スタンドオフだからか、常にアタックするわけではないですが、仕掛けた時の破壊力が半端ないですね。というかこんな選手をスタンドオフにおけるというのがすごすぎる。
一時期スタンドオフにクルーデンを使ってたけど、バレットの方が相手にとっては怖いかな。
Israel Dagg
前の世代から出場してましたが、この人はほんとにヤバいです。
特にハイパントのキャッチングは世界一なんじゃないかというくらいしっかり取るし、ステップもよく、オフロードをつかいこなせるもんだからフルバックとしては最強だと思います。
でもなぜかここ最近ウィングでの起用もされてますね。
個人的にはフルバックにいる方が脅威だと思うけど、監督の考えはいかに。
総括
バックスの選手ばかりになってしまいましたが、もちろんフロントも十分強いです。
というかNZのすごいところはフロントもバックス並みの技術を持っている所ですね。
どのポジションでもプレーできるスキルと身体能力が他の国々を圧倒していると思います。
ということで、オールブラックスは目が離せないですね。
どのチームに次負けるのかが見所ですね。
個人的にはイングランドがいい感じなんじゃないかと思うので、イングランドに一票。