日本代表としても出場し、現在George Washington大のバスケチームで出場している渡邊雄太についてです。
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基礎情報
「203cmでG/Fのポジションをする左利き」と、日本人離れしている選手ですね。
高校時代からすでに有名で、まだ21歳という若さ。
大学もアメリカ進学を選び、目に見えてどんどん上手くなってるのがわかる日本の有望選手です。
ジョージワシントン大学のバスケは「古豪」というイメージです。古豪といえば「津久武」を思い出すのは自分だけでしょうか。(マニアックですが。)
昨シーズンはNIT(NCAAトーナメントの一つ下のトーナメント)で優勝しましたね。
戦績もそれなりなので、そういったチームでレギュラー出場できるというのはそれだけでなかなかすごいことなのです。
身体能力がズバ抜けているというわけではないですが、身長と長い手足でディフェンス面の貢献が目立つのがよいですね。
本当はもっとスコアを決めれるとその先のNBAが見えてくるわけですが。
似てるプレーヤーという意味だとテーシャンプリンスって感じですかね。
実際に試合を見てみる
ということで日本のホープの出場する試合を少し見てみました。
見たのは日本代表戦と、NIT決勝。
うーん、たしかに上手いけど。。。
なんというか、ゴツゴツ感に欠ける感じですね。スマートなプレーヤーなんですね。
たしかにバスケの上ではスマートさも重要なんですが、「コイツ危険!」という雰囲気があんまり出ないという。
日本人ではだいぶ抜けてる存在ですが、今後NBA目指したりするのであれば、もう少し何かが欲しい感じがします。大学チームではスコアラーが別にいて得点を重ねてるので、あまり自分で作った得点ではないのが懸念。
ディフェンスはよくなってる感じがするし、G/Fとマッチアップなので、サイズが利点で使えるのはよいかも。
ただなんだろ、オフェンス時の動きが少ないのかな。
監督と戦術が問題なのかもしれないけど、ただ立っているというケースが多い気がする。
ウォリアーズの試合とか見るとオフザボールの動きが多すぎてそれが標準のように思えてしまうけど、そのレベルに達するにはかなり難しいのかも。
運動量もそうだけど、どれも危険度が伴う動きやカットインであることがきっと重要なのかと。
ここまでくると戦術の領域ですね。
将来性
これからJuniorなので、大学であと2年はできますね。
できればNCAAトーナメントに出場して、知名度をあげたい所。
やっぱりNBAのドラフトに選ばれてもらいたい。
とりあえずスコアかな。1試合平均15点くらいを目指してもらいたい。というか自分から決めにいったり仕掛けてもらいたいなー。
新しいシーズンからはこれまでのスコアラーがチームからいなくなるので、チャンスは大きいと思います。
それにしても、NCAAの選手が日本代表になるというのを相対的に考えると、やはりアメリカのバスケ人口というかレベルがすごいんだなと改めて思う。
このNCAAのオールスターみたいな集団がNBAに行けて、さらにその一握りがスターになってアメリカ代表ですからね。
なんてこったい。