海外在住者にとって、一時帰国は貴重な物資調達の機会であります。
やはり日本でしか手に入らないもの、日本のものが品質がよいもの、日本の方が安いもの、など、色々と理由はありますが、日本に一時帰国する際にゴッソリ調達するのは自分だけではないと思います。
そんな人にとっての味方なのが「日本での免税(消費税分8%)」です。
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そもそも免税できるのか?
一時帰国の人は、ようは日本で住んでないんだから、その分の税金は払わなくてもいいよね?という外国からの訪問客と同じように消費税を免除するというロジックになります。
一応ちゃんと規定があるけど、日本人の場合、ザックリいうと日本から駐在や派遣で海外にいる、2年以上海外で住むつもり、もしくはすでに2年以上住んでいる人が、6ヶ月以内の一時帰国をしている際に適応されます。
参考:https://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/about.html
といっても、個人的には2年以上住んでますか?なんて聞かれたことはなく、大体パスポートにあるビザを見て処理をしてくれます。
どんなものが買えるのか?
こちらも一応一般物品、消耗品、といった規定があるのですが、どちらかというと免税を行っているお店を考えるとわかりやすいですね。
- 家電量販店(ビックカメラなど)
- ドラッグストア(マツモトキヨシなど)
- 衣料品(ユニクロなど)
- ベビー用品(アカチャンホンポなど)
- デパート
- スーパー(場所よって)
と、普段買い物をするような場所が免税店化されています。
中国の爆買いの影響かと思いますが、特に都心に行くと免税店やってますというのが顕著ですね。
ポイントとしては、一回の購入で5,000円以上だと、免税が適応されるので、買うときはまとめて買うのが一番です。
手続きが大変なのでは?
免税というと、なにやら書類をどうのこうのしないといけないのでは。。。。と不安に思いますが、日本の免税はかなり楽な部類に入るほど、手続きは簡単です。
まずは、大体のお店が免税とそうでない通常のレジがわかれているので、購入時に免税を取り扱っているカウンター・レジに行きます。
そこで必要になるのはパスポートです。これがないと、どうやっても免税にはできません。
なので、一時帰国の際はパスポートを常に携帯することをお勧めします。いつどこで何を買うのかわからないですし。
レジに進むと、書類をもらうので、そこにサインをします。
サインをすると、通常通りレジを通して、支払いを行います。この時点で消費税がかからない金額の支払いになります。
あとは商品とともに、書類がパスポートと一緒に渡されます。大体テープで留めてくれたりします。
最終的にこの書類は、手荷物検査と出国手続きの間にある税関に提出することになるので、なくさないように。
少し前までは、その税関に書類と実際の物品を見せるようなルールだったかと思いますが、どうやら書類の提出だけになったようです。
今まで物品のチェックを依頼されたこともないです。
なので、一応開封してはいけない、もしくは開封したことがわかるような梱包/包装になっていますが、チェックされないので悪用しようと思えばできるわけですが、ようは脱税なので、正しく使いましょう。
まとめ
日本の消費税が8%にあがったので、免税の効果がだいぶ出てくるようになったと思います。
加えて免税店は増える一方なので、わざわざ免税店に行くということをせずに、日々のお買い物で節税することができます。
仮に一時帰国で5万円分何か調達したと考えると、8%は4000円ですからね。大きいと思います。
注意点としては、たまに免税よりも家電量販店でポイントもらった方がお得?といったシチュエーションもあるので、ケースバイケースでお得にお買い物しましょう。