公共交通機関が整備されている大都市や大学都市などを除くと、アメリカでは車は必須です。
日本の田舎でもそうですけどね。
ということでアメリカで車一台保有するのにかかる費用をまとめます。
カリフォルニアの場合ですし、色々と条件によって異なるので、およそということで。
Contents:
車の登録料
DMVにて車のRegistrationをする必要があります。
毎年一回行いますが、登録が完了すると、その年の数字が入ったシールが送られてきます。
これをライセンスプレートに貼っておしまいです。
もう一枚、何月か書いてあるシールがありますが、毎年更新するので、そのままにしておきます。
この車の登録におよそ$120-150かかります。間をとって$135とします。
車の保険料
車を公道に走らす場合、保険に入っていることが義務付けられています。
この保険は会社もプランもかなり幅があるので、いくら、と言うのは難しいです。
逆に言うと、お金を節約することも、安心をお金で買えることもできます。
また、保険会社には色々な割引があり、「運転履歴○年以上」、「○年間無事故」、「大企業勤め」「学業成績優秀」など、はたして関係あるのかないのかという割引が多々あります。
これらは使わない手がないので、交渉はするとよいと思います。
また、同じ保険内容でも安い価格の会社、高いけどサービスの対応がいい会社、などがあるので、慎重に選ぶとよいでしょう。
で気になる金額ですが、我が家はドライバー二人をフルカバレッジで登録して年間$1,200-1,300くらいで収まっています。
どうやらこれは安い方だそうで、友人は同じ保険内容でも月$200以上だったりするので、条件によってだいぶ左右されるそうです。
車のガソリン代
走る距離や車の種類でどうとでもなってしまいますが、試算してみます。
通常の目安としては12,000-15,000 mileが年間の通常走行距離だそうです。
通勤通学が遠い場合はもっとかかりますね。240日通勤で往復40 mileとするだけで9,600 mileですし。仮に15,000 mileとします。
車の燃費は条件によりますが、通常のセダンであれば20-30 mile/gallonでしょうか。
ここでは25 mile/gallonとします。
ガソリンの値段の変動も激しいですが、最近だとガロンあたり$2.8-3.4くらいなので、仮に$3.1としましょう。
計算すると、15,000 ÷ 25 × $3.1 = $1,860が年間にかかるガソリン代ということになります。
車のメンテナンス代
車に限っていうとこまめにメンテナンスをすることをお勧めします。
長く使えるでしょうし、結果的に燃費も抑えられますし、売る時にも問題がない方が高値になります。
といっても15,000 mileに1回程度でよいのではないでしょうか。
オイル交換はDrive thruサービスの所で5,000 mileごとに行うとします。
定期メンテナンス:$100-200
オイル交換:$60 × 3回 =$180
まとめ
全てを足すと、
- 登録料:$150
- 保険料:$1,250
- ガソリン代:$1,860
- メンテ代:$330
合計:$3,590となりました。
これ以外にも細かくワイパーブレードの交換だったりフィルターの交換、駐車代、なども本当は考慮にいれないといけませんが、およそ年間この程度の金額がかかるという試算になります。
もちろん走行距離が短かかったり、メンテや保険のレベルを下げたりして節約できる余地はあるので、なかなか精度は難しいですが、車一台所有するということはそれなりの出費が伴うということになります。