映画レビュー: London Has Fallen / エンド・オブ・キングダム
Contents:
あらすじ
英国での要人が死去したため、各国の大統領・首相などがロンドンでのお葬式に参加したところを復讐に燃えているテロリストに攻撃されます。
主人公はシークレットサービスとしてアメリカ大統領を守りつつテロリストと対決するというアクション映画です。
個人的評価
派手さ ★★★★☆
ストーリー ★☆☆☆☆
結果 ★☆☆☆☆
ネタバレ兼感想
多少ネタバレを含むので、読む方は注意してください。
ストーリーはいたって簡単で、昔テロリストを無人飛行機で爆撃したことでテロリストが復讐を考えて、お葬式をロンドンで開かせて、そこを狙うというもの。
もちろん一番の狙いはアメリカ大統領だけど、シークレットサービスの一人がなんとか守りつつ撃退するというストーリーです。
結論から言うと、
「主人公が無双すぎてつまらない。。。」&「何のひねりもない!!!」
たとえばモーガンフリーマンが副大統領で登場するのですが、最初はコイツが裏でつながってるな?!と予想しちゃうのに、ただの対岸で座ってるおじいちゃんでしかなかったです。
裏切りや隠された秘密が一切ないので、もはや戦隊シリーズのTVを見てるのと何ら変わらないことに。どうせ勝つんでしょ。
それに拍車をかけるようにシークレットサービスの主人公が大活躍します。
大活躍というか敵を倒しすぎ。
テロリストが復讐で来てるのに、さらに火に油をそそぐような暴れっぷり。ガンガンやっつけていきます。
そもそも何年もかけてこの日を準備し、各要人の動きや配置などを把握して攻撃をしかけてきてるのに、なんで一人に全部突破されてやられるのかサッパリわからず。スーパーサイヤ人状態ですね。
ヘリから落ちても平気だし、ビルごと爆発されても平気だし、なんなら撃たれても平気だし、演技してるジェラルド・バトラーは不思議に思わなかったのかな?
ってかよく見たらこれシリーズになっててもう一つ前にあるのね。きっと同じようなやつなんだろな。2時間の価値があるのだろうか。
そもそもシークレットサービスってそんなに強いのか?映画だといつもやられてるか超強いかのどっちかだよね。
総括
結果 ★☆☆☆☆
とりあえずお金はそれなりにかけたと思うし、コメディ要素やきな臭いB級感もないので、単なるクソつまらないアクション映画だ、という評価でございます。
そして子供が生まれるから辞表を出そうとしていたけど、今回の事件で、提出を取りやめるという誰のための演出かよくわからないシーンで終わっていくというのが、ひどいですね。大学生じゃないだから。