超面白いAndroidの戦略ゲームAntiyoy、さらなる戦略考察
以前AndroidのAntiyoyというゲームが超面白いと紹介しましたが、さらにやり込むことによって気付きがあったので、それについて書きます。
前回のはこちら。
Contents:
守備固め
通常プレイを繰り返していくと、集落を大量生産して、数の暴力で楽勝じゃないか、ということに気付きます。すると、防御なんて二の次、攻めまくればいいのだ、という戦略が横行します。
そのバーサーカーみたいな戦略から守備の重要性を気付かせてくれたのが、「Slay Rules」のオプション。この説明も何もない感じがAntiyoyのいいところなのですが、このSlay Rulesを適用すると、
・集落が作れない
・空欄マスがなく、小さな無数の陣地でスタート
となります。
この記事のトップ画像みたいな状態でスタートします。
このルールはなんといっても集落が作れません。
結果的に強い兵士の運転資金は陣地のみでまかなわれることになります。ということは、陣地を維持するという視点が重要になります。こうなると、これまでの攻めの戦略を再度考える必要がでてきます。
防御は基本的に3種類。これをマスターする必要があります。
・防衛塔による防御
・兵士による防御
・基準地点による防御
防衛塔による防御は通常と同じなので、あまり説明はしません。周囲のマスにランク2以下の兵士の侵入を阻みます。
兵士による防御は、もちろん兵士自身が上位ランクの兵士にやられない、という効果もありますが、実は周囲の自陣にも同じ効果があることを覚えておきましょう。
具体的にはランク2の兵士の隣の自陣に侵入するにはランク3以上が必要になります。これは防衛塔と同じ防御力なのです。
さらに基準地点の防御力も無駄にしてはいけません。ランク1兵士は周囲の自陣に入ってくることができません。
これらの防御を駆使すると、攻撃に効率的にリソースをつぎ込むことができるようになります。なので、防御力を鍛えるという観点で「Slay Rules」の適用をしてみるのはいい修行になります。
守備固め応用編
守備の基礎がわかってくると、理不尽な相手に立ち向かうマップなどがある「User Levels」や「Campaign」にも役立ちます。
たとえば相手の国力の方が現時点では上で、自陣に次々と一気に侵入されるケースなどは、1マスあけてランク1の兵士を置いているだけで、相手の侵入をかなり防ぐことができます。
さらに応用すると、相手がランク4中心に攻めてくる場合、こちらのランク4を兵士を1マス間隔をあけて配置するだけで、こちらの配置数以上に相手の侵入コストがかかるので、防御・時間稼ぎにはかなり有効です。
裏を返すと、防衛塔を隣り合わせに配置したりするのは一番悪い起き方だということになります。
その他の細かい戦略
防衛塔の周りに集落
重要供給源の集落を防衛塔の周りに配置する方法です。オーソドックスですが、どんな局面でも使えます。ランク2の防衛塔であればしばらくはやられることがありません。
この布陣を数珠繋ぎのようにつなげていくと、安定して国力の増強になるので有効です。加えて、防衛塔の周囲防御の効果で、ランク4兵士が二人いないと切り崩せないようになるので、序盤から終盤まで役に立ちます。
これを多用するのは、割と広いマップで四方八方から敵が来る場合です。やみくもに自陣を広げるよりもこの戦法をとって徐々に広げていけば失敗することは少ないです。
超先手必勝
User LevelsやCampaignでは、放っておくとどんどん相手が有利になるようなマップがあります。そんなときには超先手必勝法を使ってみるのも手です。
相手が陣地を広げたり、集落を作ったりする前にメスをいれてしまうのです。もはやスピードとの闘いなので、なるべく最短経路の攻め筋を考えるのが上策です。どうやっても正攻法で倒せない場合は、やってみる価値がある戦法です。
ランク1兵士を中心に近づき、ランク2/3で一気に攻め込む方法です。
やり過ごし法
戦略なのかわからないが、AIの動きはある程度特徴があります。基本的には攻めやすい所から攻めてきます。
なので、あえて真っ向勝負はせずに、接点の防御だけしている状況を作ると、別の相手や陣地を攻めに行ったりします。攻めると相手も反撃してきます。
しばらく攻めずに待っていると、目の前に相手の兵士が少なくなり、最小コストで侵略していくという手段がとれます。「何もしない」という勇気を持つことが重要です。
一撃必殺法
これも戦略と呼んでいいのかわからないですが、ある局面においては有効です。地道に周辺から攻めていくのではなく、一気に中枢を破壊しにいくやり方です。
難易度があがっていくと、相手の防御力が高く、少しずつ侵入しても進まないケースが出ます。
こういうケースは1,2ターン、お金の消費を抑えて、一気に攻め込むということで状況を打開することができます。こちらも正攻法でうまくいかないときに試してみる価値のある戦略になります。
まとめ
やり込んだ人なら通常プレイだけでなく、オプションにあるSlay Rules、難しいマップのあるCampaignやUser Levelsをぜひ試してもらいたい。
シンプルなのに様々な難易度と工夫が必要となるこのゲームはいつまでもアンインストールする日は来ないことでしょう。たまにあるアップデートではCampaignやUser Levelsのマップが増えるので、チョクチョク確認して楽しみましょう。