アメリカで家を買う!1 下準備①(はじめにすること)

第一弾はその名の通りですが、下準備です。

 

タイミング

家の購入を意識してから実際に手に入れるまでにそれなりに期間/時間がかかります。
学校の始まるタイミングや休みがとれやすいタイミング、など、自分の都合のよい時期をイメージするのがよいと思います。
加えて、時期によって物件が出やすい出にくいなどがあるので、タイミングを考えることは重要です。

実際問題、家を買うのにどれくらい時間がかかるのかですが、オファーが通ってクロージングするまでは30days、45daysというのが多いみたいです。カリフォルニアはほぼ30daysとのこと。
大体が物件が売りに出た後の週末にオファーをいれることになるので、そこで+数日から1週間かかることになります。

なので、最短だと35日程度で決まる可能性があります。
といっても、実際は自分がオファーのいれたい家がすぐ出るとは限らないですし、オファーをいれても通らないケースが多々あるので、それ以上を覚悟するとよいと思います。

購入を手伝ってくれるレアルターの人が言っていましたが、オファーが通るまで平均6件くらいオファーをいれているそうです。
なので、毎週自分好みの物件が出たとしても6週間なので、3ヶ月くらいの長期戦になります。
これらを踏まえていつオファーを入れだすかというのを決めておく必要があります。

 

オファーの前にPre-Approval

キャッシュで一括で買える場合は考えることはないですが、自分みたいな一般庶民だと、ローンをして家を買うことになるでしょう。
ということで、このローンの下準備をしておくことが重要です。
仮にオファーが通ってもローンが降りなければ元も子もないので。

ということで、オファーが通る前にもらっておくのがよいのがPre-Approval、というもの。

簡単に言うと、貸し手がこの人にいくらの家であれば購入のローンを出せそうですよ、という書類です。
このPre-Approval自体は比較的簡単な審査や情報の入力でとることができます。
そのPre-Approvalを出すLenderから借りなければいけないという縛りはないですが、せっかくなら借りる可能性があるところからPre-approvalをとるのがよいと思います。

オンラインのLenderとかだと、ほとんど証明するものなしにPre-Approvalをもらえるので、どこまで信用できるのかはわかりませんが、このPre-Approvalはオファーをいれる際に同封することがほとんどなので、売主にいい心象をあたえるにはそれなりのPre-Approvalをもらっておくのがよいでしょう。
自分の場合は2箇所からもらいました。一つはオンラインのQuicken Loan、もう一つは最大手のWells Fargo。
今となってはどこでもよかった気がしますが、レアルターはオファーをいれるときにはWells Fargoの方をくっつけていたそうです。

この時にザックリ月々どれくらいの支払いなのかを確認しておきましょう。
購入価格に対して、頭金(20%以上が推奨)、利率、固定/変動、期間、という要素で決まります。日本でも同じですね。
2017年12月現在、アメリカでは4%前後の利率になっています。
これらに固定資産税やHOAなどの色々コストが乗ってきますが、自分の返済金額のイメージは最初に持っておくとよいと思います。
ということで下準備②に続きます。

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