アメリカで家を買う!0(概要と目次)

アメリカで家を買うことになりました。
あまりすることのない不動産購入、しかも海外で。
せっかくなのでその一部始終について色々書いてみようと思います。

 

大まかな流れ

調べればある程度出てきますが、オファーが通るまでの流れと通った後の流れがあります。

  1. オファーが通るまで
    1. 下準備
    2. 物件探し
    3. オファーを入れる
  2. オファーが通った後
    1. ローン会社の選択
    2. アプレイザル
    3. インスペクション
    4. 住宅保険
    5. ローンの承認
    6. クロージング

という感じの作業になります。
一つ一つがそれなりに時間も労力もステップなので、それぞれについて書こうと思います。
もちろん、色々なケースによって多少異なるかもしれないですが、ローンを使って購入する場合は大体このような流れなのかと。

 

そもそも家は買うべき?それとも賃貸?

家というと一生に一度の一番大きな買い物、というイメージが強いと思うので、購入というと身構えてしまいます。
一方で、アメリカではもちろん大きな買い物であることは間違いないのですが、少し敷居が低い気がします。
理由は、「家の価値が上がりやすい」「賃貸や売買などの投資対象になる」など、買ったらおしまい、という考え方ではないからです。
とはいっても、普段使わない桁数のお金なので、慎重になることは重要です。

色々値上がりにかかるお金、賃貸事情やローンの組み方など、条件によって色々ことなるので、一概には言えないですが、購入するのか賃貸するのかの大体の目安は5年以上同じ場所に住むか、がブレークイーブンポイントといわれています。
家を買う諸経費、売る諸経費、修繕費、その他諸々と物件の値上がりに対して、同様の家に賃貸で住んだときにどちらが安いのかという比較をすると、おおよそ5年以上であれば購入、それ以下であれば賃貸、が総支出的には得するそうです。

なので将来的にしばらく同じ場所に住む見込みがある場合は購入を考えるのがよいと思われます。

 

アメリカの住宅価格

どこの世界でもそうですが、「立地」によって家の価格がほぼ決まってきます。
アメリカにおいて立地のポイントとなるのは、

  • 治安
  • 学区のよさ
  • 見晴らしの良さ

の3つです。ほぼ対になるので、エリアによって物件の価格が変わってきます。
色々な物件を紹介するWebsiteで学区のよさを表示する機能があるので、それで見ると良いと思います。

日本だと、電車での行動が多いので、特急が止まる駅や、駅近だと値段が高くなる傾向があると思いますが、アメリカは車社会だからなのか、あまりそこで差異化はないことが多いです。人によっては静かなところがよかったりというのもあるからでしょう。
面白いのは見晴らしがいい物件は高めの価格であることが多いです。

 

続きます

ということで、何回かに分けて書いていきます。色々なケースがあるので必ずしも書いてある通りではないはずですが、何らかの参考になればと。
そして予め書いておくと、家の購入は金銭的にも精神的にも時間的にもプレッシャーがかかるので、よく考えて自分のライフプランに即したタイミングで買うのがいいのだと思います・

続きます↓

 

Sponsored