映画レビュー:The Age of Adaline / アデライン、100年目の恋

時間が止まり不老状態となった女性の恋愛ドラマの映画です。
後半はネタバレしてるので、これから見たいと思っている人は最後まで読まないように。

 

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あらすじ

女性がある事故によって体が不老状態になります。
100年以上29歳のままの女性がどのように生きているのかを描きつつ、とある男性に惹かれてしまいどうなる?!という映画です。

 

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個人的評価

前半 ★★★★☆

後半 ★★★☆☆

結果 ★★★☆☆

 

ネタバレ兼感想

とりあえず出だしはいい感じ。
映画全体的にオシャレっぽい雰囲気と気品を漂わせるかんじのやり取りやセットになっています。

不老状態になるきっかけもそれっぽいこじ付けで始まるけど、前半はたしかに不老状態になるとこういうことになるのか、というのをうまーく表現していると思います。
『おれを不老不死にしろ!!!』というベジータやフリーザは一度考えなおした方がいいかもしれません。
というくらい、たしかに自分一人だけ年を取らないということの苦しみがよーくわかってきます。

そんな中、男性に出会います。
まぁなんかオシャレーなかんじで賢く金持ち+イケメンで背が高い、とすべてそろっている。
ここで超ブサイクが出てこないのが、コメディではないのだな。と思う。
でまぁ不老状態になってから人と一定距離を保ってた主人公がその男と親密になっていきます。

ここらへんになると、で、どうやって終わるんだ?と観てる側は気になってきます。

 

そんな中、男性は親が結婚40周年記念ということで実家に連れていきます。
するとそこで会ったお父さんが数十年前に恋愛関係にあった人でした。

んでまぁ、お父さんは取り乱して、昔の話をしてお母さんキレる、みたいなシーンはちょっと面白かったけど、結局なんやかんやでお父さんにバレちゃいます。
バレて、逆切れして家を飛び出す主人公。おっかける男性。

んで、主人公がようやく「もう逃げるのはやめよう。正直に向き合おう。」と思ってUターンしたところを車に衝突され重体に。
意識を失いつつも、ここは不老状態になった時と同じように、体が凍って止まった時に電気ショック(AED)で元の年をとる体に戻ります。最初になった時はちなみに雷。

意識を回復すると、男性にすべてを伝え、自分より年老いた娘とハグし、最後は白髪が生えたのを抜いて終わる、というショーモナイ終わり方でした。

それまでのオシャレ感をいっきに吹き飛ばすAEDによる戻りがなんとも。
結果タイムスリップした女の人が恋愛する話となんら変わらないよ。なんてこったい。

総括

結果 ★★★☆☆

正直前半からの流れは期待したんだけど、ある意味、期待通り終わり方がチープだったのが残念。
伏線もなかったし、なんだよ、という気分になってしまいました。まぁでも一人だけ不老状態なのは、結構キツイなとあり得ないことに対する感想を持つ映画でした。

 

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