映画レビュー: 本能寺ホテル

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あらすじ

綾瀬はるかが本能寺の変にタイムスリップして、信長とかに会っちゃう話。それ以上でもそれ以下でもない。
ジャンルでいうと何になるんだろうか。
ドラマでもサスペンスでもないし、コメディでもなければ歴史映画でもないという。。。。。

 

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個人的評価

設定 ★★★★☆

ストーリー ★☆☆☆☆

結果 ★★☆☆☆

 

ネタバレ兼感想

なかなか感想を書きにくい映画でした。

綾瀬はるかが本能寺ホテルというところに泊まることになり、ある条件が満たされるとエレベーター移動中に本能寺に移動するというもの。
しかもタイムトリップつき。そしたら、もちろん森蘭丸とか信長とかに会って、お前誰?みたいになるものの、かろうじて現代に戻ってきます。
ここらへん、なぜタイムトリップするのかはわからないけど、どういう条件でそうなるかは視聴者はなんとなくわかってしまうので、少しつまらない。

それに気づかない主人公は何度も行き来します。
そこで、最初は血も涙もかけらもない、鬼のような信長が、実は人間味あふれるいい人だったということに気づきます。
単なる信長の好感度をあげるための映画なのではないかと思うくらい。

んでもって、本能寺といえば、本能寺の変しか思い浮かばないですが、信長に明智が謀反を起こすことを、時間にさかのぼった設定でお決まりの、「歴史が変わっっちゃう!!」みたいな葛藤がありつつも、綾瀬はるかが伝えてしまいます。

そしたら信長が明智を倒してしまう、というような展開は一切なく、普通に信長は明智にやられます。
結論的には、信長は太平の世を目指していたわけで、誰が天下をとってもいいんだよ、みたいな大きな人間でした、みたいな終わり方。
それに触発された綾瀬はるかは現代に戻って、婚約をしていたフィアンセに別れを告げることに。

 

という、ストーリーですよ。
なんだこれ。
見ても何も得ることがなかったぞ。

本当に信長がどういう人物だったのか、というのはある意味どうでもいいし、綾瀬はるかの現代における結婚前の心境とかもいまいち伝わってこなくて、完全に駄作。
設定はなかなか面白かっただけに、ストーリーの中身のなさにあきれました。星1つでもいいくらい。

 

総括

結果 ★★☆☆☆

超大目に見て、星2つです。正直見る価値はないですね。ただ、これを見て、「明智は何で謀反を起こしたんだっけ?」と思い調べてみましたが、実はよくわかっていないそうですね。
正確にどのような目的で裏切ったのかは、歴史的にもミステリー扱いだそうです。
ということで最初から難易度が高かったわけですね。
まぁ、厳密にいうとこの映画を見てそれを調べたわけではなく、レキシの「アケチノキモチ」を聞いてしまっただけなんですけどね。

 

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